Q2.解体作業を通じて、利用者の生活や人間関係に変化はありましたか?
A1.解体作業を覚えてからは、利用者同士でのコミュニケーションが一段と増えました。
A2.分からない所や難しい所などを利用者同士で教えあったりとコミュニケーショが増えています。また、作業内容に報連相を取り入れながら、一般就労に近づけた訓練を行うことが出来ています。
A3.新しいことや自分が決めた目標への達成感、作業工程について利用者同士の意見交換などのコミュニケーションや協調性が生まれてきたことで仕事以外でも話す機会が増え心理的にも落ち着いている利用者が増えました。(協調性とは、集団に設定されている目標を達成するために、他人と協力できる能力)
A4.分からなかった解体作業の工程を習うことで「ありがとう」の言葉が出るようになりました。
A5.解体作業を中心に行っている利用者に関しては、1日通して出来なかった事や難しい解体部分などを職員や別の利用者に教えてもらったりと協調性や協力しての作業状況が見られるようになりました。
A6.日頃から工具を使うということが少ない為、解体作業を通じて、利用者が自宅で分解や修理(軽いネジの締付け)をしてみた、と話し合ったりしていました。利用者が自分用の工具を購入したりと身近になった印象があります。