声 – 自信 –

Q1.解体作業を始めてから、利用者の能力や自信について変化がありますか?

A1.最初、職員から見て作業は”厳しいかな”と思われる方でも、解体作業に慣れ、出来るようになりました。その過程を見ていく中で、利用者の表情や心が穏やかになっていくことが見て取れて嬉しく感じます。

A2.解体作業が1人で出来るようになってからは、”他の利用者に教える”という行動が見られたので自信に繋がっていると感じます。

A3.ほとんどの利用者が初めて挑戦する作業ですが、約2週間ほどで慣れ出来るようになることで、不安や心配もなくなり自信になっています。

A4.一人一人出来る能力に応じた作業を始めていき、利用者の声を聴いて苦手なところはサポートし、得意であれば少しステップアップした内容にしていくことで、自分の能力アップを把握できて自信にも繋がっています。

A5.どのように解体すれば効率化できるか、自分なりに考え、達成できたことで自信に繋がり、”解体作業が楽しい”と感じ進んで取組んでくれます。

A6.解体作業を通じて、他の作業の際には見られなかった能力や集中力などが見られ、利用者も作業の回数を重ねるごとに、自信や責任感が出てきています。

A7.利用者に、出来る作業を増やすことで、興味と自信(これならできる!と自分から言える)を持てる機会は増えたように思います。「自ら分からないことや方法を尋ねる」ということも以前より全体的に増えています。(今まで受動態だったのが能動態に変化しています)。

A8.解体作業を始める前は、出来ない作業はしない傾向があり、出来るように努力することが少なかったが、ある程度の期間を解体作業すると出来ない作業でも前向きに取り組むようになる利用者が増えました。